12月10日、七尾上空で見かけた、雁の群れ。
Vの字になって隊列を組んで飛行する雁。
これは、前を飛ぶ仲間の気流に乗ることで、
少ない力で飛ぶためです。なんと一羽で飛ぶより
7割も遠くまで飛べるそうです。
前方は大人の雁、後方は子どもやお年寄りの雁。
先頭の雁が疲れてくると、別の雁と交代。
そして、後方の雁は、
前方にいる雁たちが飛び続けられるように
大きな鳴き声をあげて励ますんだそうです。
また、群れの一羽が脱落すると
二羽の雁が付き添って地上に降り、
回復または最期まで一緒にいるそうです。
その後、付き添いの二羽は新しい群れに加わるか、
元の群れに追いついていくんだそうですよ。
互いに協力しあって、皆で上昇・前進していく雁に
学ぶことが多いですね。